総合解体業

解体工事豆知識

●解体工事とは[ 日本大百科全書より]

建造物の取り壊し工事のこと。建て替えまたは新築工事をするときに、在来の建物を取り壊し撤去する工事をいう。日本では古来、木造建築物が主流であったので、木造家屋の改築、移築のみならず、大規模な修理のために解体工事が行われることも多かったが、いずれの場合も、まず建具を外し、屋根瓦(がわら)を降ろし、壁土を落とし、木舞(こまい)や貫(ぬき)を撤去して、小屋組、柱、梁(はり)、軸組を個々の部分に分解する作業またはその過程をさす。明治期以降、石造、れんが造や鉄筋コンクリート構造などの近代建築物が増え、そして近年、それらの取り壊しの必要が生じ始めてからは、解体工事の内容も多様化した。これらの構造の場合、欧米諸国では大きなおもりをクレーンで吊(つ)って振り子のような振動を与え、その反動を利用しておもりを建築物に衝突させて壁体や床版などを破壊する方法がおもに採用されていた。しかし最近の日本では、圧搾空気で駆動するニューマチックハンマーpneumatic hammer(鑿岩機(さくがんき))でれんがやコンクリートを砕くなど、構造体を小さな団塊状のブロックに破砕して撤去する方法がより一般的である。建築物では、もともと多くの部材が結合されて一つの安定した構造体を形成しているため、解体工事に際して、その手順を誤まれば、構造体が予想外の壊れ方をして隣接建物に被害を及ぼしたり、死傷者を出すなど不測の事態を招く危険性がある。今日、わが国では解体工事に伴う騒音や振動、塵埃(じんあい)の発生などを極力防止するなど、つねに安全対策が講じられている。 

● 解体工事施工技士資格とは

  解体工事施工技士試験は、「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」(解体工事業に係る登録等に関する省令第七条第三号)に規定された国土交通大臣登録試験(登録番号1番)です。解体工事施工技士の合格者は、解体工事業の登録及び施工に必要な技術管理者の資格発注者の注文に対し高品質の解体工事を提供する義務もあります。(社)全国解体工事業団体連合会(以下「全解工連」という。)では、解体工事に関して一定の能力を備えた技術者に対し、解体工事施工技士として資格を認定しています。要件の一つとされています。 次の知識・能力について一定のレベルに達しているかを検定します。
① 土木、建築及び関係法令に関する基礎知識
 
② 解体工法、機器に関する専門知識
 
③ 分別解体及び再資源化に関する専門知識
 
④ 発注者等の作成した設計図書の解読
 
⑤ 解体工事に必要な設計図書の作成
 
⑥ 解体工事施工計画書の作成
 
⑦ 解体工事費の積算及び見積書の作成
 
⑧ 解体工事の施工管理
 
⑨ 発生した廃棄物の適正処理及び再資源化の管理
 
⑩ 解体工事現場作業員に対する教育・指導・監督
解体工事施工技士登録証
解体工事を施工できる要件としては①建設業法による許可業者、②解体工事業登録業者、このいずれかを満たす業者でないと金額に関わらず工事を受注することができません。
無許可業者への発注は法律で禁止されております。
解体工事においては建設業看板の掲示、技術者選任などありとあらゆる法律が適用されます。
解体工事は1級建築施工管理技士、1級土木施工管理技士、解体工事施工技士を擁する許可・登録業取得業者に依頼しましょう!
私たちの地球は私たちで守りましょう。